専門教育を受けた先生による、本格的な体育の指導を実施。体育遊びを通して、身体の様々な機能の発達はもとより、自主性や協調性の育成、情緒の安定などの効果も生まれます。広い園庭や体育館で、思いっきりからだを動かしているめぐみ幼稚園の園児は、元気な笑顔でいっぱいです。
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体操
跳び箱やマット運動など、“苦手な子ども”と“得意な子ども”がはっきりと分かれる体操運動。単に何度も練習を重ねるだけでは上達できません。力を入れるところと抜くところの加減など、ちょっとした運動の“コツ”をつかむことで、どんな子どもも、運動能力をアップすることができます。同時に、自分の身体がどのように動くのか、仕組みを理解することで、“危険”から自分を守ることができます。
めぐみ幼稚園では、体育専門の教員が丁寧に指導しています。
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三輪車
めぐみ幼稚園では、単なる“遊び(遊具)”ではなく、「体育あそび」を担う教具として、三輪車を取り入れています。三輪車に乗ることで、園児たちは、安全、ルール、思いやり、協力、競争、整理整頓…など、様々なことを学んでいきます。広々とした園庭での「三輪車遊び」は、子どもの「身体」も、「心」もゆっくりと開放していきます。
サッカー
年少の園児は、まず両手でボールを持って投げるところから、はじめます。競技の基本となる、ドリブルやトラップ、ターンを子どもたちが楽しみながら上達するよう指導します。 左右に走る“独特の動き”や持久力など、サッカーは全身運動。体力がつく元気なスポーツ。年長の園児になるまでには、簡単な試合ができるようになっています。男の子も女の子も、広い園庭でボールを思いっきりキックして、すっきりとストレス解消しています。
鉄棒
鉄棒の握り方や「ぶら下がり」(つばめ姿勢)からはじめ、“前回り降り”や“中抜き尻上がり”などへと 進んでいきます。ゆっくりと時間をかけて練習していきますので、鉄棒が苦手な子どもでも、徐々に理解できるようになります。「足よりも、お尻を先に上げること」など、コツをつかむことで、ゆっ くりと上達し、最終的には、“逆上がり”ができるようになるまで、指導していきます。
基本運動、縄跳びなど
ジャンプ、ギャロップ、ケンケン(左右)、ジグザグ走など、自分の体力に合わせた、基本的な運動をじっくり行います。ここで、基本的な運動能力を底上げし、年長さんになる頃には、「組体操」に挑戦できるまでに成長しています。
剣道
まずは、竹刀を使って、素振りなどの基本的な練習を行います。年長さんになるまでには、自在に竹刀を操ったり、基本的な所作を覚えます。身体を 動かすことはもちろんのこと、精神面でのさらなる成長も期待できます。“面!小手!”と恥ずかしがらずに発声することで、度胸がつき、何事にも動じない気持ちを醸成していきます。「子どもがそわそわしなくなった」、「礼儀正しくなった」など、保護者の皆様の反応も上々です。
跳び箱
最初は段差をつけたマットレスで前転し、踏み切りや手の置き方などを学びます。その後、跳び箱を使って、開脚座、開脚乗りと段階を踏んで、徐々に跳べるようにしていきます。年長の園児になると、3段から8段くらいまでの跳び箱で、ロイター板をきちんと使って、開脚跳びができるようになります。
トランポリン
簡単なストレートジャンプを少人数からはじめます。「落下」や「転倒」などが起きない方法を教えているうちに、悪ふざけもなくなり、トランポリンに対する、子どもたちの認識が「遊びから、スポーツへ」と徐々に変わっていきます。
水泳
お友達と水をかけ合ったり、 顔をつけたり。まずは、水になれるところからはじめます。ワニ泳ぎやイヌ泳ぎなどの動物模倣を経て、“伏し浮き”から簡単な“バタ足”ができるようになるまで、指導します。基本的な水との対処を学んでおくと、海岸や池など、アウトドアでの活動にも安心できます。
マット運動
「おへそを見ながら、身体を丸くして、しっかり回る」ことを繰り返し練習することで、安全な姿勢を学習します。「どこに手をつくのか」「どのタイミングで足を開いたらいいのか」など、 コツをつかむことで、上達も早まります。 無理のない美しいフォームを覚えることで、“開脚前転”や“坂つき後転”が補助なしでも、できるようになります。