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花の絵砂場・水車花の絵
園長先生の顔

門真の子どもたちを見守り続けて、約60年。
門真めぐみ幼稚園ならではの熱い“こだわり”の一端を、ここでちょっとご紹介。

飾り 砂場

子どもたちは、砂場が大好きです。砂遊びは、遊び方が無限に広がり、乳幼児期に体験したい大切な体験が詰まっています。
乳児であっても砂を初めて触ると、サラサラ落ちたり指に触れる肌触り、その砂を握ったりつまんだりと感触を楽しんだり乾いた砂、湿った砂、泥状の砂など感覚的に感じることができます。
変化する砂の状態に合わせ、さまざまな感覚を得ながら、子どもの感性は磨かれ脳にも刺激を与え、豊かな感性を育んでいくことでしょう。

また、砂遊びは「立つ」「座る」という動作を繰り返し「運ぶ」「積む」「持つ」「掘る」ことで体のバランス感覚も養えます。また、砂を介した物の扱いで手指や手首の動きや力加減も学び次第に道具を使いこなすことで、手先が器用になります。
砂を固めて小石や木の葉を飾ってケーキにしたり料理ごっこで想像力を膨らませ、また山や川を作るなど、イメージを共有しながら創造する力もつけていけます。
遊びの深まりとともに子供の語彙は増えていき、経験を基にした具体的なやり取りや自分の思いを語ることで、コミュニケーションの力を獲得したり、道具の貸し借り、順番を守るという場面に遭遇することでも社会性や忍耐力も養えます。
また、砂山が崩れないように注意しながらトンネルを掘る、水路、泥団子作りなど試行錯誤を繰り返し、仮説をもって実験的に確かめていくことで、もろく崩れやすい砂への集中力、協同的な遊びも増え、仲間との人間関係も深めていくことでしょう。
砂場 砂場

飾り 水車

砂場の教育環境美として水車、水車小屋、小川を整備いたしました。水車は、昔の農地の灌漑用として大いに利用されていましたが、今ではほとんど見ることができなくなりました。
童謡「森の水車」は、水車の風景を懐かしみ作ったものです。
本園の創設者は、この歌の歌詞とリズムに共鳴し、子どもたちが大好きな砂場のそばに設置しました。

この砂場で、園児が周囲の木々の緑から発散する酸素をいっぱい吸いながら、普段目にすることのない水車を眺めながら童謡やお話を聞いて、健康に成長することを念じております。また、園児だけでなく保護者の方や園に来られた方、皆様のいこいの場になってほしいと思っております。
水車 水車 水車